「トラブルプロジェクトを立て直す火消しの鉄則実践」セミナーのご案内
開催概要
■ 2日間コース 9:30~17:30
■ 最少催行人数 8名
※ 開始時間についてはご相談可能です。
※ 半日への時間短縮や日を分けてなどの開催はいたしておりません。
2日間16時間での開催となります。
※ 会場はご相談に応じます。
通常は貴社オフィスまたは弊社指定の会場となります。
コース概要
プロジェクトが炎上した場合、その対応はどうしていますか?火に囲まれてしまい、とりあえず目先の問題を片付けることに注力していませんか?火消し、つまりトラブル対応には確固たる手法が存在し、これは誰もが実践可能な手法でもあります。特に、初動で問題の特定をしっかりと行い、リカバリープランを策定してから動くことが鍵を握ります。トラブル対応が失敗するほとんどの要因は、初動ミスと言っても過言ではありません。
本セミナーでは、 プロジェクトマネジメントの基本知識を説明した上で、 ITシステム開発プロジェクトにおけるトラブル対応の実践技法を説明します。PMBOK理論をベースにした、実務で使える実践的な考え方と技法を説明します。
<本セミナーの特徴>
マネジメントコンサルタントが実際にトラブルプロジェクトの火消しをしてきた実績に裏付けられた、トラブル状態を収束させる実践的な技法が修得できます。セミナーでは事例紹介や経験談、演習を交えながら、開発シーンでのトラブルプロジェクトの火消しの具体的なイメージが湧くように講義と演習を進めていきます。
■ PDU14ポイント対象コース
■ 講義40%・演習60%
対象者
対象:PMとしてさらに上を目指す方、PMOの方
目安:PMになって5年以上
参加の前提条件
ITシステム開発または運用プロジェクトのPM経験がある方
修得できること
■ トラブル対応(火消し)の基本知識と実践技法が修得できる
■ 初動で問題を正しく見極め、トラブル状態収束に向けたリカバリープランが策定できる
■ 最後まで逃げずに心折れることなくトラブル対応ができる
カリキュラム
<主な講義内容>
1.プロジェクトマネジメントの基本知識
・ プロジェクトを構成する3要件
・ プロジェクトマネジメントの考え方
・ プロジェクトマネージャのスキルと資質
・ プロジェクトゴール策定のアプローチ
・ プロジェクト計画の策定技法
・ プロジェクト管理及び終結ですべきこと
2.トラブルの予兆把握
・ トラブルプロジェクトの定義
・ 予兆を把握する3つのポイント
・ トラブル対応を発動するタイミング
・ プロジェクトを炎上させない大原則
・ 成功プロジェクトの3つの要素と2つのアクション
3.トラブル対応(火消し)の実践技法
■ トラブル対応の初動
・ トラブル対応の4つのステップ
・ 問題の把握と可視化
・ 問題とリスクのヒアリング技法
・ 問題の定量分析と対処すべき問題の特定
・ リカバリープランの策定
■ トラブル対応の実施
・ 持つべきマインド
・ 緊急キックオフの実施
・ トラブル状態での顧客との交渉術
・ リカバリープランの展開
・ トラブル状態でのメンバーモチベーション向上のアプローチ
・ トラブル対応下でのプロジェクト管理技法
(進捗、リスク、問題、変更、コミュニケーション管理)
・ プロジェクト計画の軌道修正
・ トラブル対応のクロージングと再発防止
<主な演習内容>
A.トラブルプロジェクトの発生要因及び対応策に関するグループワーク
B.事例等を用いたトラブル対応の実践トレーニング
■ 主な演習範囲
・ トラブルプロジェクトの要因分析
・ トラブルを防止する予防措置の策定
・ 問題の把握と可視化
・ 問題の定量分析
・ 対処すべき問題の特定
・ リカバリープランの策定
※ カリキュラムは変わる場合があります。